研究課題/領域番号 |
15K17053
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 群馬県立女子大学 |
研究代表者 |
布田 朝子 群馬県立女子大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (40533815)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 開発経済学 / 貧困削減 / 預金 / 融資 / 相互扶助 / ミャンマー / リスク / マイクロファイナンス / 信用 / 保険 / 農村経済 / 経済政策 / 経済発展論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、開発途上国の貧困層の生活における様々な金融手段の意義や関係性を踏まえながら、最貧困層への支援のあり方を考察することである。本研究の主な成果は、まず、最貧困層への支援方法のひとつとしての貯蓄グループに焦点を当てて事例研究を行ったことである。特にグループ内の相互扶助に着目して分析を行い、その限界を指摘した。また、他の事例研究の整理などを通して、最貧困層向け金融支援プログラムの分析のさらなる重要性が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、まず、最貧困層への支援方法の一つとしての貯蓄グループに焦点を当て、事例研究を行った。貯蓄グループは貯蓄のみならず、信用貸しや相互扶助・保険といった複数の金融手段として機能するととらえることでき、注目される分析対象の一つである。本研究はその最貧困層への意義に関する研究の一つとして位置づけられる。また、本研究では、最貧困層向け金融支援プログラムの分析のさらなる重要性を指摘した。これにより、さらなる分析課題を明らかにすることができ、今後の研究の進展に貢献したといえる。
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