研究課題/領域番号 |
15K17066
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 独立行政法人経済産業研究所 |
研究代表者 |
近藤 恵介 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 研究員 (70734010)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 都市賃金プレミアム / 集積の経済 / 都市規模 / 全要素生産性 / 人的資本外部性 / 労働者・企業マッチデータ / 技能向上 / 人的資本の外部性 |
研究成果の概要 |
集積の経済学や都市経済学において,大都市ほど賃金が高いということが知られている.これは「都市賃金プレミアム」と呼ばれ,多くの実証研究において都市規模が大きくなるほどより高い賃金が得られることが確認されている.本研究では,労働者・企業マッチデータを用いた新たなアプローチを提案し、都市賃金プレミアムが生じるメカニズムを解明している.本研究における分析の結果,集積の経済は,企業の生産性向上を通じてだけでなく,労働者個々人の技能向上への寄与を通じて,都市賃金プレミアムをもたらしていることが明らかになった.
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