研究課題/領域番号 |
15K17075
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政・公共経済
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研究機関 | 広島大学 (2016-2018) 名古屋大学 (2015) |
研究代表者 |
角谷 快彦 広島大学, 社会科学研究科, 教授 (20619176)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 介護 / 金融リテラシー / 老後の不安 / 医療経済学 / 医療支出 / 医療費 / 家族介護 / 家計 / 高齢社会 / 過剰診療 |
研究成果の概要 |
本研究は全体を通じて極めて順調に推移し、結果として当初の計画を大きく上回る成果を残すことができた。成果には、単著書籍2冊、査読付き国際学術誌論文8本、ディスカッション・ペーパー3本および7回の学会発表を含む。また研究のアウトリーチとしては、招待講演や海外の大学の創立記念イベントでの基調講演等研究成果を広く周知することができた。また、一般向けの研究成果の広報も積極的に行い、結果として研究成果が世界12カ国40媒体以上のメディアに掲載され、成果を一般に向けても大きく周知することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
当初の目的は、医療機関に過剰診療が存在するかどうかを検証することであった。具体的には、家計調査データを医療経済学の手法を用いて分析し、各地域に過剰診療が発生している可能性の有無に関する研究を行った。本研究ではそれに加え、人々が老後の不安を抱くメカニズムの解明に寄与する研究を行った他、家計状況、特に金融リテラシーが老後の不安にどう結びつくなどか等を明らかにした上、さらに医療だけではなく介護市場にも踏み込んだ研究を行い、成果を残した。
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