研究課題
若手研究(B)
本研究課題では主に国内地域金融機関によるリスクテイクの決定要因をミクロ計量分析の手法を用いて明らかにすることで, 地域経済の持続的発展に資する金融システムのあり方についての政策的含意を得ることを試みた。主要な研究成果として, 所有形態を含むガバナンス構造が地域金融機関のリスクテイクに有意な影響を及ぼしていることを明らかにした。これは, 企業の株主と経営者の間に潜在的な利害対立が存在することを指摘するプリンシパル・エージェント理論とも整合的である。
すべて 2017
すべて 学会発表 (1件)