研究課題/領域番号 |
15K17123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 亜細亜大学 |
研究代表者 |
荒井 将志 亜細亜大学, 国際関係学部, 准教授 (70549691)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | グローバル価値連鎖 / グローバル・バリュー・チェーン / 技術移転 / アウトソーシング / FDI / 新興国イノベーション / 国際経営論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、先進国企業と新興国企業の協業的なグローバル価値連鎖による持続的発展のために、先進国企業の技術管理と新興国の技術獲得について、今日的な視点から理論的かつ実証的に明らかにするものであった。この研究期間中、グローバル価値連鎖に関する最新の理論的研究を海外学会などで収集したとともに、新興国なかでもフィリピンなどの東南アジアのみならず、バングラデシュ、ネパール、スリランカなど南アジア新興国の調査を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先進国多国籍企業が自社の価値連鎖に新興国(または発展途上国)を組み込むとき、伝統的内部化理論のように海外に子会社を作り、技術移転や知識移転を行う。端的には、生産工場を現地に置くことになる。しかし、まだ十分に発展していない国の場合、労働コストは低いものの、自社の資源だけでは困難である。そのとき、現地にあるNGOとの協業が極めて重要となっている。すなわち、100%出資子会社ではなく、NGOとの合弁であったり、すくなくともパートナーとしての関係性を作ることが、企業の価値連鎖をうまく繋げる上で肝要となっているように考えられる。
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