研究課題/領域番号 |
15K17129
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 長野県立大学 (2018) 金沢工業大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
東 俊之 長野県立大学, グローバルマネジメント学部, 准教授 (20465488)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 伝統産業 / 伝統産業産地 / 地域協働 / 媒介者 / ノットワーキング / 地域活性化 / 伝統性 / 地域アイデンティティ / 正当性 / 菌根 / 組織間協働 / 地域特殊的資源 / 協働の阻害要因 / 地域性 |
研究成果の概要 |
本研究では、伝統産業地域を活性化させるための創発的コラボレーションにおける媒介者の役割について、理論的・実証的研究をおこなった。 その結果、①地域協働の媒介者には、地域の各主体の柔軟な連携を生み出す「ノットワーカー」としての働きが求められること、また②媒介者の役割として、協働を生み出す「緩やかな関係」の整備・維持が不可欠であること、さらに、③緩やかな関係を整備するうえで、伝統産業地域の特殊的資源の見極めと、「伝統のマネジメント」が必要であること、の3点が本研究の特に重要な発見事実であると言える。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が指摘した「ノットワーカー」としての役割が伝統産業地域を活性化させるために不可欠であるという視点は、これまでの組織間関係論や地域協働論では十分に検討がなされて来なかったことであり、学術的意義は大きいと考える。 また、実際に伝統産業地域を活性化するにあたり、地域特殊資源を見極めることと、「伝統」をマネジメントすることが重要であるという指摘は、実践的にも有益なものであり、社会的意義も大きい。
|