研究課題/領域番号 |
15K17140
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
麻生 敏正 東京海洋大学, 学術研究院, 助教 (90636630)
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研究協力者 |
黒川 久幸
上村 聖
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 作業計測 / 倉庫 / スマートフォン / 倉庫内作業 / ハンディターミナル / 作業プローブ / 物流 |
研究成果の概要 |
まず、倉庫内作業プローブシステムのための要素作業推定手法を提案・実装した上、実験を行い、その性能を評価している。この結果、正解時間比率は80%程度、各要素作業の平均誤差時間比率は約3%であることを示している。 次に、倉庫内作業において要素作業計測が実現されることによってもたらされる効果とその実現可能性について、実際の作業データを用いて検討を行っている。その結果、商品ロケーションの知識や作業方法の違いによる、作業者ごとの差異が要素作業時間に反映されることを確認している。さらに、台車の改良やジョブローテーションによる効果も各要素作業時間や作業姿勢に反映されることを確認している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人々の生活を支える物流現場において人材不足が深刻な社会問題となっており、生産性向上および女性、高齢者に配慮した作業環境の構築が重要になっている。作業内容やその負荷を定量的に把握することができれば、安全や効率の観点から適切な改善を行うことができる。本研究では、物流の要所である倉庫での作業を対象とし、身近なスマートフォンに搭載されているセンサを用いて、作業姿勢や作業内容、負荷を把握する。これにより、現場主体の改善を促し、働きやすい職場環境づくりに寄与できる。
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