研究課題/領域番号 |
15K17174
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 流通経済大学 |
研究代表者 |
池村 恵一 流通経済大学, 経済学部, 教授 (70409621)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 資本の概念 / 概念フレームワーク / 負債と資本の区分 / 新株予約権 / equity / 株主資本 / IFRS / 資本 / 利益 / 金融商品の貸方区分 |
研究成果の概要 |
本研究は,企業会計の概念フレームワークにおいて,ある範囲の資金提供者の持分にもとづいて,資本の概念を負債の概念に優先して独立に定めることの有益性を記述する。第1に,そのような資本にもとづいて行われる利益の計算は,損益計算書において,企業に財務的資源を提供するある特定の資金提供者の利益を示すことができる。第2に,そのような資本の概念は,株主に帰属する利益と資本の表示を強調する会社法のもとでの開示に適している。実際,日本の会計基準における株主資本は,会社法による開示要求を満たす有益な手段である。ある資金提供者の持分を識別することによって決定される資本の概念は,日本の会社法と整合している。
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