研究課題/領域番号 |
15K17193
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | いわき明星大学 |
研究代表者 |
高木 竜輔 いわき明星大学, 教養学部, 准教授 (30512157)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 原発避難 / 軋轢 / 受け入れ住民 / 避難者に対する意識 / 質問紙調査 / 避難者受け入れ / コミュニティ形成 / いわき市 |
研究成果の概要 |
本研究では、福島県内の三地域の住民に対する質問紙調査を通じて、原発避難者に対する受け入れ住民の態度規定要因に関する研究をおこない、そのことを通じて、避難者と受け入れ住民との間に軋轢が生ずる社会的メカニズムを明らかにすることとした。その結果、第一に、避難者と受け入れ住民との軋轢については、原発事故から6年が経過しても未だに存在していること、第二に、避難者と受け入れ住民との軋轢は、地域によって違いがあること、 第三に、避難者に対する受け入れ住民のまなざしは、ソーシャル・キャピタルとの間において関連が見られず、いわき市居住であることの効果があることが明らかになった。
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