研究課題/領域番号 |
15K17202
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 名古屋産業大学 |
研究代表者 |
松下 奈美子 名古屋産業大学, 現代ビジネス学部, 講師 (00743642)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 国際労働移動 / 高度人材 / 移民政策 / 若年労働力 / 中国 / 留学 / 科学技術分野 / 留学生 / 東アジア / 外国人受入政策 / 高度人材の国際移動 / アジア地域の人の移動 / 日本の留学生受入れ政策 / 中国の高度人材の送り出し / 科学技術人材の国際移動 |
研究成果の概要 |
本研究事業では、中国を中心に高度人材の国際労働移動について調査を行った。特に中国では、東北部と沿岸部、内陸部に分けて調査を行い、各地域で若年高度人材の国際労働移動にどのような傾向の違いがみられるのかについて、聞き取り調査を行った。その結果、中国の最上位大学出身者でも日本での就職には多くの障壁があり、本人が希望するキャリアパスを描けていない実情が明らかになった。とりわけ、日本語の障壁は高く、日本語以外のスキルは非常に高くても、日本語能力が劣っていた場合、国際労働移動は実現していなかった。日本への国際労働移動を希望する若年高度人材のインセンティブは、給与や待遇ではなく、日本での生活経験であった。
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