研究課題/領域番号 |
15K17208
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
本多 康生 福岡大学, 人文学部, 准教授 (50586443)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 医療社会学 / ハンセン病問題 / ハンセン病 |
研究成果の概要 |
ハンセン病経験者の生の全体像を把握し、その生を多面的に支えるために、ハンセン病療養所の入所者・退所者・非入所者・援助職等に対するインタビュー調査を、数箇所の療養所や周辺地域において実施した。また、療養所でのフィールドワークについて、教育実践の面から再帰的に論じた。学生たちは活発な議論を通じて、フィールドで出会った当事者や事象に対して、多角的で複眼的な見方を身につけ、ハンセン病問題を普遍性のある現在の課題として受け止めることができるようになったと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代社会では、高齢化や医療の発達によって、慢性疾患や障害と共に生きている人々が増えている。本研究では、個人の経験と歴史的・社会的構造変化のあわいで多元的な現実を生きているハンセン病経験者にアプローチし、共感的・重層的に解釈していくとともに、ハンセン病問題を生み出す既存の秩序を相対化することによって、諸領域での排除に抗して、様々な人々が互いに支え合うインクルーシブな社会を実現していくための基礎的な理論構築を試みた。
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