研究課題/領域番号 |
15K17213
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 宇都宮共和大学 (2017-2018) 信州大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
白神 晃子 宇都宮共和大学, 子ども生活学部, 講師 (60548238)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 援助要請 / 軽度障害 / 身体障害 / 当事者 / ワークショップ / グループインタビュー / 先天性 / ピアサポート / グループ・インタビュー / 軽度身体障害 / 就労 / 手記 / 障害開示 / ライフストーリー・インタビュー / 手記分析 / アンケート |
研究成果の概要 |
本研究では、軽度身体障害者における援助要請の特徴を明らかにし、援助要請の促進につながる実践方法を考案した。アンケートとインタビュー調査の結果から、軽度身体障害者が援助要請を行うためには、受けうる援助を知ることと、援助を受けることへの心理的ハードルを下げる必要性が明らかになった。結果をもとに、当事者と研究者が協働してワークショップを開発し、試行した。参加者のアンケートからはワークショップによる援助要請促進の可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、軽度身体障害者が制度や人の支援を受けにくい特徴とその背景が明らかになった。開発したワークショップは、当事者間で情報を共有し、援助要請に対する心理的ハードルを下げる一定の効果が示された。また、当事者と研究者が協働する過程で、ピアサポートの場づくりや、当事者のエンパワメントにつながっていた。今後、当事者が実施できるプログラムを複数開発し、その効果を検証することで、軽度身体障害者支援の新たな方法論が見いだされる可能性が示唆された。
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