研究課題/領域番号 |
15K17216
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
古井 克憲 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (10553018)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 知的障害 / 権利擁護 / 地域生活 / 成年後見制度 / 知的障害者 / グループホーム / 成年後見 / 合理的配慮 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、知的障害者の自立生活を支える権利擁護システムの実態分析を通して、そのあり方を検討し、権利擁護システムのモデルを構築することである。先行研究の分析及び支援組織でのフィールドワークをもとに、自立生活を支える権利擁護システム各々における権利擁護の観点及びそれぞれの内容を分析・整理した。つづいて権利擁護に基づくアセスメントと支援計画の在り方について提言を行った。さらに、知的障害者の成年後見制度の現状と今後の課題について検討した。本研究の成果は、障害者の権利条約に日本が批准して以降、障害者の権利擁護に関して一つの枠組みを示すものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、国連障害者の権利条約の批准以降の知的障害者の権利擁護に関する理論的考察及び実践に必要な示唆を与える上で意義があると考えられる。さらに、権利擁護の中でも成年後見制度に焦点を当てて研究を進めてきたことは、知的障害者数の増加及び高齢化への対応が課題となる中で、社会的要請に応えるものである。
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