研究課題/領域番号 |
15K17250
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
清水 裕士 関西学院大学, 社会学部, 准教授 (60621604)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 社会規範 / 命令的規範 / 世代交代 / 教育 / 文化進化理論 / 当為 / 当為的規範 / 当為的信念 / ベイズ統計 |
研究成果の概要 |
本研究は、社会規範、特に命令的規範がいかにして生じるのかを明らかにすることが目的であった。経済学や進化生物学ではゲームや戦略の均衡点を規範と定義し、均衡の生じるメカニズムについて検討されてきた。しかし、ゲームの均衡点はあくまで斉一的な行動パターンであり、命令的規範ではない。本研究では、命令的規範が生じるには世代交代と教育の二つが必要であるという仮説を提案した。集団実験の結果、世代交代がある集団のほうが、世代交代がない集団よりも命令的規範が生じることが明らかとなった。これらの結果は、文化進化理論などに対して理論的貢献を持つことが考えれる。
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