研究課題/領域番号 |
15K17252
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 広島大学 (2016-2018) 高知工科大学 (2015) |
研究代表者 |
小宮 あすか 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (50745982)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 平等分配規範 / 社会生態学的アプローチ / 流動性 / 集団成員の流動性 / 住居流動性 / 平等規範 |
研究成果の概要 |
平等主義は理想的な自由主義社会の基本的原則であるとされている。本研究では、社会生態学的観点から、集団成員が固定化されているような社会状況(自分や地域の人たちが全く引っ越さない状況)では、集団成員が入れ替わりやすいような社会状況(自分や地域の人たちが多く引っ越しを行う状況)と比較して、平等分配が現れやすい可能性を検討した。2つの実証的検討(調査研究と実験室実験研究)を行い、予測を支持する結果を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかになったこととは、平等分配規範は集団成員の流動性が低い社会で支持されやすいということである。日本は比較的流動性の低い社会として知られている。本研究は、将来的に、日本社会を含む、個々の社会に適切な社会制度の設計に貢献可能であると考えられる。
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