研究課題/領域番号 |
15K17263
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
越中 康治 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (70452604)
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研究協力者 |
松井 剛太
岡花 祈一郎
中西 さやか
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 道徳性 / 発達観 / 指導観 / 保育士 / 幼稚園教諭 / 小学校教諭 / 言葉かけ / 保幼小連携 / 道徳 / パーソナリティ |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,違反行為に対する言葉かけの比較などを通じて,保育者(保育士及び幼稚園教諭)と小学校教諭における道徳指導観の相違について検討を行うことであった。この目的のために,保育者と教師,さらには比較対象として大学生を対象として,一連の質問紙調査を実施した。架空の子ども同士のトラブル場面において,子どもたちにどのように言葉かけを行うか自由記述を求め,テキストマイニングの手法を用いて分析するなどした結果から,それぞれに特徴的な表現が見出された。また,テキストデータの収集・分析以外にも数値データの収集・分析を行い,保育者と教師における道徳指導観の相違を見出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保幼小の連携・円滑な接続が課題となって久しいが,連携・接続は進まない状況にあるとも指摘される。連携・接続を阻害する要因のひとつとして考えられるのが,保育者と小学校教諭との間にある価値観(発達観・指導観)の相違である。本研究では,違反行為に対する言葉かけの比較などを通じて,保育者(保育士及び幼稚園教諭)と小学校教諭における道徳指導観の相違を明らかにしたが,こうした知見は,保幼小の相互理解の一助になるのではないかと考える。
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