研究課題/領域番号 |
15K17265
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 白鴎大学 (2017-2018) 東京大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
浅田 晃佑 白鴎大学, 教育学部, 准教授 (90711705)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム / 社会性 / 身体性 / ボディイメージ / コミュニケーション / 自閉スペクトラム症 / パーソナルスペース |
研究成果の概要 |
本研究計画では、自閉スペクトラムがある人について、社会性と身体性の領域にどのような特性があるのかを検討した。従来違いがあるとされてきた社会性の領域の中にも、ある発達の段階では、自閉スペクトラムがある人と定型発達の人の間で特性に差が見られない場合があることが示唆された。一方で、ボディイメージのような身体性の領域の中に、自閉スペクトラムがある人の特性が存在する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究計画では、自閉スペクトラムの特性概念に新たな見方を加えることができたと考える。これまで考えられてきた社会性の側面においてだけでなく、ボディイメージのような身体性の側面も含めて、自閉スペクトラムの特性概念を再構築する必要性が示された。今後の更なる研究が必要ではあるが、これまでの社会性に特化した療育プログラムだけでなく、身体性を考慮に入れた療育プログラムの有効性も検討していく意義が示された。
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