研究成果の概要 |
自閉症スペクトラム者と一般大学生を対象に,国内で用いられているNICHDガイドライン(Lamb, Orbach, Hershkowitz, Esplin, & Horowitz, 2007)とよばれる司法面接法の効果について検討を行った。結果の一部として,面接の中で参加者がどのくらい多く話したかを検討するために,発話文字数に関する分析を行った。その結果,一般大学生に比べ,ASD者では発話文字数が有意に少ないことが示された。また,ASD者では,一般大学生に比べて一つの質問に対する回答が短いことが示された。現在も,分析を継続している最中である。
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