| 研究課題/領域番号 |
15K17289
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| 研究種目 |
若手研究(B)
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| 配分区分 | 基金 |
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| 研究分野 |
臨床心理学
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| 研究機関 | 目白大学 (2018-2019)
千葉大学 (2015-2017) |
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研究代表者 |
浅野 憲一 目白大学, 人間学部, 専任講師 (60583432)
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| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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| 配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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| キーワード | コンパッション / うつ / 治療抵抗性うつ病 / セルフ・コンパッション / ランダム化比較試験 / 自己批判 / 恥 / 認知行動療法 / 集団療法 / 精神的健康 / Compassion / 難治性 / マインドフルネス / Fears of Compassion / Fear of Compassion / 慈悲 / 臨床心理学 / 大うつ病性障害 |
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| 研究成果の概要 |
コンパッション・フォーカスト・セラピーはうつ病をはじめとした心理的問題に対して、自分あるいは他者に対するコンパッション（慈悲）を高めることで改善を目指す心理療法である。
本研究では、うつ病の中でも薬物療法での改善が難しく、慢性化しやすい治療抵抗性うつ病に対して、集団形式でのコンパッション・フォーカスト・セラピーを行い、そのプログラムの効果をランダム化比較試験等を用いて検証した。その結果、うつ症状に対して有意な改善を示すプログラムの開発をすることが出来た。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際的な治療ガイドラインにおいてうつ病は、認知行動療法を中心とした心理療法、薬物療法による治療が推奨されているが、その治療反応率は必ずしも高くなく、治療抵抗性うつ病と呼ばれる患者群が存在する。治療抵抗性うつ病は症状の慢性化、長期化が指摘されており、より効果的な支援方法が求められている。
本研究で開発された集団コンパッション・フォーカスト・セラピーのプログラムはこうした治療抵抗性うつ病に対しても症状の大きな改善が認められた。本研究の成果により、治療抵抗性うつ病などの慢性化した精神疾患に対してコンパッションを高める支援方法が治療選択肢の一つとなることが期待される。
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