研究課題/領域番号 |
15K17304
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 十文字学園女子大学 |
研究代表者 |
東畑 開人 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 講師 (30747506)
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研究協力者 |
渡久山 朝裕
前川 友未子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 臨床心理士 / 公認心理師 / 医療人類学 / 臨床心理士養成大学院 / 沖縄 / 家裁調査官 / 児童相談所 / スクールカウンセラー / 第2の近代化 / こころの専門家 / 専門職養成機関 / 地域精神医学 / 心理臨床の医療人類学 / 治療文化 / 東アジアの心のケア / 社会学 / 臨床心理学の歴史 / ローカル文化 |
研究成果の概要 |
「こころの専門家」とは何者か。彼らはいかなる来歴を持ち、社会の中でいかなる機能を担い、そして社会にいかなる変化をもたらしてきたのか。1980 年から現在までの沖縄県での「こころの専門家」の誕生とその発展の歴史を記述することを通して、「こころの専門家」が文化の網の目の中でいかにして専門職として成立するのかの人類学的な理論モデルを生成した。それはベックのいう「第2の近代化」に即して、国家と学術団体が制度面と人材養成面で主導的な役割をはたすことで成し遂げられたものである。今後は諸外国との比較を行うことで、制度面での不備をいかに市場というアクターが補いうるのかを検討していく。
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