研究課題/領域番号 |
15K17309
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
金築 優 法政大学, 現代福祉学部, 准教授 (90454082)
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研究協力者 |
金築 智美 東京電機大学, 工学部, 准教授 (40468971)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 心配 / 心理的ストレス / 個人的目標 / 知覚制御理論 / 葛藤 / メタ認知 / 認知行動療法 |
研究成果の概要 |
心理的ストレスを高める心配のメカニズムを明らかにするために、個人が心配に関連して持っている個人的目標に着目し、それらの個人的目標が阻害されることが、心配の悪化につながるという仮説を立てて、大学生を対象に調査を実施した。調査では、心配にまつわる個人的目標間の葛藤を測定するために、心配する理由及び心配しない理由について、それらの重要度の評定を求めた。統計解析を行った結果、仮説の一部が支持された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メンタルヘルスの向上のためには、持続する心配を緩和させることを目的とした臨床心理学的援助アプローチが求められる。従来の心配への臨床心理学的援助アプローチは、心配の内容に重点を置いたものが多かった。本研究では、心配の内容よりも、個人がその心配に関連して持っている個人的目標に着目した。このことにより、心配にまつわる個人的目標の葛藤に焦点を当てた新たな臨床心理学的援助アプローチの可能性が示唆された。
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