研究課題/領域番号 |
15K17313
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 明治学院大学 (2017) 広島国際大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
森本 浩志 明治学院大学, 心理学部, 准教授 (20644652)
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研究協力者 |
古田 伸夫
河野 光慧
壁谷 眞由美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 役割間葛藤 / 認知症 / 家族介護者 / ストレス / コーピング / メンタルヘルス / 介護負担感 |
研究成果の概要 |
本研究では、認知症高齢者を働きながら在宅で介護する家族(就労家族介護者)が経験する介護と仕事の両立における悩み(役割間葛藤)と対処方略、家族介護者のメンタルヘルスとの関連を検討することを目的とした。就労家族介護者を対象として質問紙調査を行った結果、役割間葛藤および同葛藤へのコーピングを測定する尺度が整備された。また、役割間葛藤の中でも、特にストレス反応に基づく介護―仕事葛藤と介護・仕事-私生活葛藤が家族介護者のメンタルヘルスとの関連が強いこと、情動焦点型コーピングと、注意制御機能の高い家族介護者では公的な介護支援サービスの利用がメンタルヘルスの維持に有効であることが示唆された。
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