研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、視覚的な運動から知覚される多様な質感について、物理的に定義される各種素材に関するパラメータ(物性パラメータ)と心理学実験による質感の評定値との比較から、動的な質感知覚の規定要因を解明することである。水平方向のバネ振り子運動について、その際のバネの本数と伸びをそれぞれ系統的に変化させることでバネ定数や弾性係数などの物性パラメータを操作したところ、そのモーションを観察した際の傾向が2種類に分かれたものの、弾性係数の変化と関連して視覚による弾性判断が系統的に変化することが示された。このことから、動的な視覚による弾性判断は、素材の物理的特性との関連から説明できる可能性を示した。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 3件)
Food Science and Technology Research
巻: accepted
130006069519
日本官能評価学会誌
巻: 20 号: 1 ページ: 22-29
10.9763/jjsse.20.22
130006898934
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 34685-34685
10.1038/srep34685
120006223593
日本バーチャルリアリティ学会論文誌
巻: 21
Frontiers in Psychology
巻: 6 ページ: 1005-1005
10.3389/fpsyg.2015.01005