研究課題/領域番号 |
15K17334
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
石田 裕昭 公益財団法人東京都医学総合研究所, 認知症・高次脳機能研究分野, 主任研究員 (70728162)
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研究協力者 |
Grandi Laura Clara University of Parma, Department of Neuroscience, Unit of Physiology, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 感覚運動統合 / 島皮質 / 運動前野 / 頭頂葉 / 扁桃体 / 大脳基底核 / 狂犬病ウイルス / 単一ニューロン活動 / 身体意識 / 腹側運動前野 / 社会的認知 / 大脳辺縁系 / マカクザル / 下頭頂小葉 / 統合失調症 / ミラーメカニズム |
研究成果の概要 |
身体意識とは自分自身の身体に向けられる意識のことであり、その異常は運動障害だけでなく、自己認識に関わる認知機能障害(妄想)や意欲に関わる情動障害(無気力)とも関連する。本研究では、マカクザルの運動前野-島皮質-頭頂葉の神経ネットワークに焦点を当て、身体意識の形成に関わると推測される感覚運動ニューロンの活動を記録した。また逆行性越シナプス性に伝播する狂犬病ウイルスの性質を利用し、腹側運動前野と大脳基底核と扁桃体との情動・運動系の神経ネットワークを明らかにした。本研究の成果は、感覚運動制御に関わるネットワークが運動制御に加え、認知や情動制御にも関わることを明らかにした。
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