研究課題/領域番号 |
15K17341
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
留目 宏美 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (20516918)
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研究協力者 |
小河原 慶子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 養護教諭 / 異職種間学習 / 参加 / 交渉 / 対話 / 省察 / 実践コミュニティ / 社会文化アプローチ / 一人職 / 学び / アイデンティティ / 自文化/他(多)文化 / コミュニケーション・システム / 学びの場 / 学びの関係 / 労働の場における学習 / 「一人職」の学習の分節性 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、校内連携プロセスにおける養護教諭の学びの特徴を明らかにすることである。482名の養護教諭から協力を得た質問紙回答データ、19名の養護教諭から協力を得た聞き取り調査データを量的・質的に分析した。結果として、養護教諭は発信者の側に位置し、紙面、会議、対話からなる3つのコミュニケーション・パターンを通して、「交渉」的に参加していた。とくに対話が生み出される場合、養護教諭は教師との共通・結節点を探り、アイデンティティを問い直す省察的な学びを経験していた。校内のコミュニケーション・システムが主要な影響要因であったことから、役割、専門性の異なる教職員間の対話を生み出す場づくりが重要である。
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