研究課題/領域番号 |
15K17346
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 山口大学 (2017-2018) 愛知教育大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
生嶌 亜樹子 山口大学, 教育学部, 准教授 (50413240)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教員研修 / 教育実習 / 教員養成 / 台湾 / 教師教育 / 現職研修 |
研究成果の概要 |
台湾の教員養成制度において、特に大学における教員養成と教員研修(校内研修・郊外研修)について、その制度と運用実態を、現地での参与観察やインタビューをとおして調査した。 大学での教員養成では、卒業後に実施している半年の教育実習で大学と実習校が連携した指導が行われていること、教員研修では、単位化された全国的な教員研修パスポートがシステムとして運用されており現職教員の研修に効果を上げていること、また、現職教員のための修士課程・博士課程の履修システムが制度化されており、高い学位取得率につながっていることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の教員養成改革においても近年議論されてきた教員の養成・採用・研修にかかわる内容として、大学での教員養成や現職教員の研修のあり方を検討するための事例としての意義がある。特に大学卒業後半年の実習教師としての教育実習制度や、単位制度がシステム化されている教員研修制度は、今後、日本において類似の制度を検討するにあたって学術的社会的な価値をもつ。
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