研究課題
若手研究(B)
本研究は、戦後日本の教育研究をリードした教育学者勝田守一(1908-1969)について、彼の主張した教育学説の詳細を明らかにするとともに、現代教育学における勝田教育学の意義を検討することを目的としていた。勝田教育学は、1990年代以降、ポストモダン思想の影響を背景に厳しく批判されてきたが、本研究はその批判に耐えうる勝田教育学の今日的意義について明らかにした。とくに、2018年度より完全実施となった「特別の教科 道徳」について考える上で、勝田守一の教育学が極めて有効な視座を提供することが明らかとなった。
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教育
巻: 858 ページ: 83-90
京都教育大学紀要
巻: 129 ページ: 109-123
120006397754