研究課題/領域番号 |
15K17351
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
木村 裕 滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (90551375)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 持続可能な開発のための教育 / 教育評価 / カリキュラム / グローバル教育 / 開発教育 |
研究成果の概要 |
学力保障を基盤に据えた「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)」の実践を日本の学校教育の場に広げることを目的として、理論と実践の往還を重視した研究を実施した。本研究を通して、ESDを実践する際の教育目標の設定と教育評価の方法論に関する理論的な枠組みや実践のあり方の整理・構築、カリキュラム開発の指針の明確化、具体的なカリキュラム開発および実践づくりとその検証等に関する成果が得られた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた研究成果の主要な学術的意義として、先行研究では不十分であると考えられたESDにおける教育目標の設定ならびに教育評価のあり方を探究するとともに、それらをふまえたカリキュラムの開発につなげることを試みた点が挙げられる。教育評価は学習者の学習状況ならびに実践の効果や課題を丁寧に把握し、その後の学習や実践の改善に生かすという機能を有している。そのため、本研究の成果は、充実したESDを展開し、それによって学習者の学力保障を実現するための方途を示すものになり得るものでもあり、社会的にも重要な意義を持つものであると考えられる。
|