研究課題/領域番号 |
15K17388
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 大正大学 |
研究代表者 |
日下田 岳史 大正大学, その他部局等, 専任講師 (30734454)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高校生 / 進路選択 / 母子調査 / 追跡調査 / ライフコース / 事後的収益率 / 期待便益 / 進学希望の断念 / 母子調査、追跡調査 / パネルデータ / 高校生等奨学給付金 / 母親 / 生涯所得 / 事後的効用 / 期待効用 |
研究成果の概要 |
日本社会における高校卒業後の進路を規定する要因を、高校生とその母親を対象とする質問紙調査を通じて検討した。明らかとなった主要な知見は、(1)母親は学歴が高いほど教育効果を高く見積もっているということ、(2)その見積もりに反映されているのは母親本人の生涯所得ではなく配偶者の年収や学歴であるということ、(3)教育効果を高く見積もっている母親の子供は大学進学を希望しやすいということである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が調査対象とした高校生の母親は主に、短大進学が主流だった世代である。そうした世代の母親にとって、大学進学が結果的にどのような意味をもったのかを議論するためのデータを得ることができた。本研究を通じて、女性が高校を卒業した後の進路選択に対して母親の学歴が影響する理由の1つが示された。
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