研究課題/領域番号 |
15K17403
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
服部 裕一郎 高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 講師 (50707487)
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研究協力者 |
井上 優輝 広島大学附属中・高等学校, 教諭
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 数学教育 / クリティカルシンキング / 批判的思考 / 批判的数学教育 / 社会的オ―プンエンドな問題 / 社会的価値観 / 問題解決 / 社会的オ―プンエンド / 汎用的能力の育成 / アブダクション / 社会的価値判断 / 統計的リテラシー / データの分析 |
研究成果の概要 |
本研究では,数学教育で育成されるクリティカルシンキングを,現実社会の文脈において捉える立場(広義)と,純粋な数学の問題において捉える立場(狭義)の二つの側面で捉え,その育成を目指した実践的な数学授業モデルを提案した。代表的な授業モデルとして開発した授業「自動車の購入」(中学校第2学年及び小学校第5-6学年において実施)では,授業の中で生徒達の様々な社会的価値観(公共性,道徳観,倫理観)が表出し,その問題解決においては,数学的判断に社会的価値判断を加えた多様なクリティカルシンキング(広義)を遂行する生徒達の様相を捉えることができた。
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