研究課題/領域番号 |
15K17421
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
吉井 勘人 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (30736377)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症児 / 協同活動 / 言語 / 仲間 / ASD児 / 参与観察 |
研究成果の概要 |
自閉スペクトラム症(ASD)児における仲間との協同活動の特徴と協同活動を促進するための支援方法について検討した。前者では、ASD児のペアを対象として、顔の形を構成する課題などを縦断的に実施し、協同活動の変化を質的に分析した。その結果、初期には無反応や自己中心的な行為で協同活動が成立しなかったが、後期には言語を介して協同活動が成立するプロセスが見出された。後者では、一方向的な関わりにより仲間関係に困難を示す幼児への協同活動を促進する支援を行った。その結果、仲間への協調的なコミュニケーションが増加する結果が得られた。以上より、ASD児における協同活動の困難さの特徴とその発達可能性が示された。
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