研究課題/領域番号 |
15K17426
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
石川 衣紀 長崎大学, 教育学部, 准教授 (80584010)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 特別支援教育 / 特別ニーズ教育 / 特別学級編制 / 東京市 / 大阪市 / 教育改善事業 / 特別な教育的配慮 / 貧民教育 / 特別教育史 / 障害者問題史 |
研究成果の概要 |
①東京と大阪の都市化にともなって噴出した都市問題の実相と、そこにともなって当時の子どもが抱えた「教育の貧困・発達の困難」について明らかにした、②都市で生活する子どもにたいし実施された教育改善・救済事業の具体的展開について明らかにし、それらが子どもの多様な困難へ対応する特別教育であったことを明らかにした、③子どもへの特別な教育がさらに組織化された形態として「特別学級」を位置づけ、両市における展開過程を比較検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで東京と大阪のそれぞれにおける、都市問題と社会事業・教育救済事業に関する検討、特別学級編制の実態に関する検討等は一定程度蓄積がなされてきている。しかし戦前期の東京と大阪は、互いに密接な連関をもちながら発展をつづけ、どちらか一方のみの検討では当時の子どもの置かれた状況や特別な教育的配慮のあり方を把握するには不十分であることが強く指摘できる。本研究では両市の比較史研究を行うことにより、両市の抱えていた社会的・教育的課題、市長および市当局が実施した施策の意義と役割、特別学級における子どもの実態や実践内容等について、複眼的な把握と検討が可能となり、相互補完にとどまることのない構造的把握を行った。
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