研究課題/領域番号 |
15K17454
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノマイクロシステム
|
研究機関 | 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー |
研究代表者 |
藤井 聡志 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー, 人工細胞膜システムグループ, 研究員 (60619005)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 人工細胞 / リポソーム / 膜タンパク質 / 膜タンパク質進化工学 / リポソームディスプレイ |
研究成果の概要 |
本研究では、既知因子のみから生細胞様の人工細胞を構築し、人工細胞同士の融合(捕食)反応を導入することで細胞の成長や栄養の供給技術の開発を目指した。具体的には融合活性を持つキメラ膜タンパク質を人工細胞内部で遺伝子発現により合成した。キメラ遺伝子は膜タンパク質骨格とコイルドコイルドメインと呼ばれるペプチドを結合させて合成した。このタンパク質を合成した人工細胞は互いに融合することが明らかとなった。遺伝子による融合反応の駆動に成功した初の例であり、遺伝子駆動であるが故に、膜タンパク質進化工学手法によって、融合活性の人為的な改変や向上が可能なプラットフォーム技術が確立された。
|