研究課題/領域番号 |
15K17463
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
永村 直佳 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 先端材料解析研究拠点, 研究員 (40708799)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 有機電界効果トランジスタ / 量子ビーム / 顕微分光 / イメージング / ナノ電子デバイス / オペランド観測 / オペランド分析 / 電界効果トランジスタ / 有機分子半導体 / 放射光 / 界面 |
研究成果の概要 |
本研究では、柔らかさと分子設計の多様性に利がある有機分子半導体薄膜をチャネルとした有機電界効果トランジスタ(OFET)について、マクロな輸送特性に影響を与える、界面・欠陥近傍のミクロな電子状態を、研究代表者らが開発した3次元走査型光電子顕微分光装置「3D nano-ESCA」を使って解明した。 チオフェン系誘導体「C10-DNBDT-NW」を使ったOFETについて、炭素の内殻ピークシフトが化学ポテンシャルを反映していることを確かめた。ピークシフトの空間変化でポテンシャルマッピングを行ったところ、電極/チャネル接合界面での電荷トラップの存在や移動度が異なるドメインの存在を示唆する成果が得られた。
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