研究課題/領域番号 |
15K17488
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
二木 かおり 千葉大学, 大学院理学研究院, 助教 (10548100)
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研究協力者 |
山村 野百合 千葉大学, 融合科学研究科
田村 暢之 千葉大学, 融合科学研究科
佐藤 一平 千葉大学, 融合理工学府
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | プラズモンロス / xps / サテライトピーク / 電子の集団励起 / ナノ粒子 / XPS / X線光電子分光 / 弾性散乱 / データ処理・解析手法 |
研究成果の概要 |
申請者らはX線光電子分光(XPS)スペクトルに現れる、プラズモンピークを正しくフィッティングする手法を開発した。1. 固体中の原子の並びを反映した、プラズモンピーク強度の光電子放出角依存性を明らかにし論文を出版した。2.グラフェンのプラズモンピーク形状を明らかにした。グラフェンのプラズモン振動数は非常に低く、スペクトルの形状が議論されていた。我々の成果への関心は高く、招待講演1件と学会発表2件を行った。3.金属ナノ粒子中のプラズモンの計算式を導いた。プラズモンによるナノ粒子中の誘電率の変化を計算し、量子ランダウ方程式を改良した式を著書に記した。これらはスペクトルのナノ粒子径依存性へつながる。
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