研究課題/領域番号 |
15K17644
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三浦 光太郎 名古屋大学, 基礎理論研究センター, 研究員 (50511432)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ニュートリノ集団励起とレプトン数生成 / 物質-反物質非対称性 / 素粒子論的宇宙論 / 電弱相転移と素粒子集団励起 / Leptogenesis / 素粒子(lepton)の集団励起 / 高温初期宇宙 / 有限温度ゲージ理論 / 宇宙の物質-反物質非対称性 / 電弱-TeVスケ-ル宇宙 / Resonant Leptogenesis / 右巻きニュートリノ崩壊率 / 有限温度 / 発散回避メカニズム / 非自明なスペクトル関数 |
研究成果の概要 |
本研究では、初期宇宙の電弱相転移前後における素粒子の集団励起の観点から、宇宙における物質-反物質非対称性の生成について調べた。現象論的に注目されるレゾナント-レプトジェネシスでは、レプトン数が素粒子物理学の最前線の電弱相転移前後で生成される。相転移前後の左巻きニュートリノのスペクトル関数は、有限のWeak Boson質量により非自明な集団励起を持つ。本研究ではこの効果を取り入れて、レプトン数生成の鍵となる右巻きニュートリノの崩壊率を計算した。Weak Boson質量を無視した場合に較べ、100GeV前後の温度領域で20%-30%ほど崩壊率が大きくなる事を示唆した。
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