研究課題/領域番号 |
15K17645
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
松崎 真也 名古屋大学, 理学研究科, 特任助教 (20377956)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | LHC実験の新物理 / 質量の起源 / 複合ヒッグス模型 / 暗黒セクターの物理 / フレーバーの物理 / 強結合ゲージ理論 |
研究成果の概要 |
2012年の大型ハドロンコライダー(LHC)実験でのヒッグス粒子の発見後、次の舞台は我々の宇宙史における最重要な謎の1つである質量の起源を綿密に調査することに移行された。質量の起源を動的に説明する理論は最も魅力的なシナリオの一つを与え、ヒッグス粒子に内部構造(複合性)を齎し、実験で検証可能な新物理に関する多くのベンチマークを提供すると期待される。私は提案した研究プロジェクトを通して、特にLHC実験に焦点に当て、Higgs複合性と質量の動的起源の重大な結果から生じる新物理を探究し、この研究の方向性に関する様々な発展を成果として残した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
質量の起源は、我々の宇宙史において学術的に探究すべき最も重要な謎のひとつである。 提案した研究プロジェクトを通して、私はHiggs複合性と質量の動的起源の相関結果から生じるLHC実験で検証可能な新物理の探究に努め、この研究の方向性に関する様々な発展を成果として残した。私は今後の素粒子物理実験および天体観測における質量の起源の探究可能性を以前より明確に示し、理論分野の発展だけではなく実験・観測分野に対しても大きなインパクトを与え、多角的視野に基づく研究を遂行した。こうして様々な共同研究や研究発表を通して、社会に成果を配信し、自然科学に関する相補的な理解の発展に貢献した。
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