研究課題/領域番号 |
15K17650
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
PIERRE EDGARD 大阪大学, 核物理研究センター, 特任助教(常勤) (30748893)
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連携研究者 |
畑中 吉治 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (50144530)
川崎 真介 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (20712235)
木河 達也 京都大学, 大学院理学研究科 物理学第二教室高エネルギー物理学研究室, 助教 (60823408)
松宮 亮平 TRIUMF, post-doctoral fellow (70727205)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Ultracold neutron / Fermi potential / Reflectivity / Nickel Phosphorus alloy / Nickel Phosphorus / Transmission / Cold Neutron / Polarization / Nickel phosphorus alloy |
研究成果の概要 |
偏極超冷中性子(UCN)をUCN源から中性子電気双極子モーメント測定装置まで輸送するためのUCNガイドを開発した。まず、UCNガイドのコーティング方法を決めるため、コーティングのサンプル板を数種作成し、液体窒素中で耐久性試験を行った。そして、J-PARC・MLFの冷中性子反射計を用いてサンプル板に冷中性子を照射し、冷中性子の反射率を測定した。結果、ニッケル・リン合金めっきが最適なコーティングとわかった。 次に、異なる材質と表面荒さをもつUCNガイドを作成し、スイス・PSIのUCNビームラインでUCN輸送率を測定した。結果、UCN輸送率97%を達成し、当初の目的通りのUCN ガイド開発に成功した。
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