研究課題/領域番号 |
15K17651
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
宮本 祐樹 岡山大学, 異分野基礎科学研究所, 特任講師 (00559586)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | コヒーレンス / 固体水素 / 二光子放出 / ニュートリノ質量分光 |
研究成果の概要 |
ニュートリノの未知の性質を原子分子過程によって明らかにしようという新しい試みであるニュートリノ質量分光にとって、その基本原理の一つであるマクロコヒーレント増幅を高密度環境下で実現することは重要なステップである。本研究では、量子固体である固体パラ水素中で二光子放出過程をコヒーレント増幅することに成功した。高密度かつデコヒーレンス時間が長いという固体パラ水素の特性により観測された二光子放出は、励起過程が終了した後も強度が増大するという特徴ある振る舞いを示した。
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