研究課題
若手研究(B)
核物質の状態方程式において飽和密度付近から高密度側にかけての状態方程式を決定するには、二体力だけで無く三体力も定量的に評価する必要がある。本研究では、この三体力を300 MeVでの炭素14偏極陽子弾性散乱測定から評価できることに着目した。炭素14標的は非密封RIとなるため安全な標的の作成、保管 、使用が求められる。各工程で安全対策を施し、標的作成から散乱実験終了まで被曝や汚染の問題なしに終えることができた。また炭素14からの散乱イベントも観測できたことから、不安定核を標的とした順運動学での偏極陽子弾性散乱測定の手法を本研究においてほぼ確立できたと言える。
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