研究課題/領域番号 |
15K17685
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
土屋 聡 北海道大学, 工学研究院, 助教 (80597633)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 有機分子結晶 / 擬ギャップ / ポンププローブ分光 / 時間分解分光 / 有機超伝導体 / 超伝導ゆらぎ |
研究成果の概要 |
本研究では高温超伝導メカニズムの解明の鍵を握る擬ギャップの起源、超伝導との関連性を電子相関の観点からを調査するため、近赤外レーザーパルスを用いたポンププローブ時間分解分光を電子相関の異なる有機超伝導体に対して行った。その結果、超伝導転移温度よりはるかに高い温度から擬ギャップ形成に関する応答が現れ、その温度依存性が電子相関により異なっていることを明らかにした。また超伝導転移温度以下では超伝導と擬ギャップ応答は分離することができ、共存関係にあることが示唆される。また急冷実験により、擬ギャップ形成有機分子の秩序化が重要な役割を果たしていることもわかった。
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