研究課題/領域番号 |
15K17718
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
森 貴司 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 助教 (00647761)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 周期駆動系 / フロケ理論 / 非平衡 / 統計物理学 / 熱平衡化 / 可積分 / 周期駆動 / 量子開放系 / 孤立量子系 |
研究成果の概要 |
平衡系では実現が難しい興味深い物質相を、物質にレーザーを照射することによって実現しようという研究が、近年注目を集めています。しかし、周期外場によって興味深い物性を得られたとしても、物質は外場からエネルギーを吸収し、最終的に高温の無秩序な状態に緩和してしまいます。このことを「熱化」といいます。熱化が、どれくらいの速さで生じるのかを理解することは応用上重要なだけではなく、基礎物理学的にも難しい課題でした。 この問題を理論的に研究し、外場の周波数が大きい時には、熱化が周波数に対して指数関数的に遅くなることを示しました。また、熱浴との相互作用の影響を研究しました。
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