研究課題/領域番号 |
15K17721
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
岡野 太治 中央大学, 理工学部, 助教 (60622082)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Belousov-Zhabotinsky反応 / エマルション / サイズ依存性 / 化学振動子 / リポソーム |
研究成果の概要 |
エマルションを用いて,Belousov-Zhabotinsky(BZ)反応のサイズ依存性について調べた.エマルション中に局在化したBZ反応は,その体積に大きく影響を受けていた.例えば,マロン酸の初期濃度が高くなるにつれて,反応が起こる最小のエマルションサイズは小さくなった.更に,振動周期もエマルションサイズに依存していることが分かった.続いて,BZ反応液中でのリポソームの安定性を調べた.DMPCで作製したリポソームは酸性液中で割れたが,DSPE-PEGを加えたリポソームはpH 1~2の液中でも安定して存在できることが分かった.
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