研究課題
若手研究(B)
レーザー冷却で実現される量子縮退気体は、現実の物質が持つ物性の起源をシミュレートしたり、新規な量子多体現象を探るための有益な量子系である。本研究ではまず、量子縮退気体として、ルビジウム原子集団のボース・アインシュタイン凝縮体の生成に成功した。この原子集団をパルス光によりRydberg状態へと励起することで、原子が互いの電気双極子により強く相互作用し合う量子縮退気体を作り出すことに成功し、その相互作用の下での時間発展を観測することにも成功した。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 3件) 備考 (4件)
Physical Review A
巻: 94 号: 5 ページ: 053607-053607
10.1103/physreva.94.053607
https://ucan.physics.utoronto.ca/News/report.2015-06-08.8920876916/view
https://groups.ims.ac.jp/organization/ohmori_g/bec.html
https://groups.ims.ac.jp/organization/ohmori_g/lattice.html
https://groups.ims.ac.jp/organization/ohmori_g/unitfilling.html