研究課題/領域番号 |
15K17744
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
河合 研志 東京大学, 大学院理学系研究科, 准教授 (20432007)
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研究協力者 |
Borgeaud Anselme F. 東大, 院生
鈴木 裕輝 東大, 院生
山谷 里奈 東大, 院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 波形インバージョン法 / 最下部マントル / プレート / 古スラブ / 核マントル境界 / アレイ解析 / 受動的プルーム / 波形インバージョン / スラブ / 上昇流 / 地震波形インバージョン / 地震波速度構造 / 異方性構造 |
研究成果の概要 |
地球内部構造を推定するため、地震波形の持つ全ての情報を用いる「波形インバージョン」と呼ばれるビッグデータ解析手法の開発を行ってきた。その手法をアメリカに展開された稠密アレイUSArrayのデータに適用し、高解像度(水平約250km鉛直約50km)で中米およびカリブ海下および北部太平洋の最下部マントルの地震波速度構造を定量的に推定することに成功した。その推定イメージによって、かつて太平洋の底にあった古プレートの沈み込みがCMBまで到達していることが明らかになった。さらに、その脇にCMBからの上昇流と解釈できる像があり、CMBまで沈み込んだ古プレートが上昇流を励起している可能性が示唆された。
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