研究課題
若手研究(B)
津波発生場から浸水までを取り扱う理論基盤を構築した.まず,流体-弾性体の相互作用を考慮し,津波発生場において,津波発生時に海底に加わる圧力変化を導くとともに,重力・弾性力・慣性力の役割を明らかにした.この理論を基に,津波発生から沿岸浸水までを計算する新しい手法を考案することで,弾性波の影響を考慮した津波発生と高解像度(最小~6 m)の浸水計算を実現した.南海トラフで発生する可能性のある巨大地震の破壊シナリオに関して,海底水圧計・海面変位計記録と都市部への浸水を理論合成し,津波モニタリング能力測定のためのブラインドテスト問題を作成した.
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件)
Geophysical Journal International
巻: 210 号: 3 ページ: 1888-1900
10.1093/gji/ggx275
Journal of Geophysical Research Solid Earth
巻: 121 号: 11 ページ: 8175-8195
10.1002/2016jb013195
Natural Hazards
巻: 80 号: 2 ページ: 759-773
10.1007/s11069-015-1995-0
地震2
巻: 68 号: 5 ページ: 135-145
10.4294/zisin.68.135
130005433814