研究課題/領域番号 |
15K17764
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
武内 章記 国立研究開発法人国立環境研究所, 環境計測研究センター, 主任研究員 (10469744)
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研究協力者 |
大八木 英夫 日本大学, 文理学部, 助教 (50453866)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 水銀 / 環境計測 / 水圏環境 / 地球環境汚染物質 / 陸水 / 大気由来 / 沈着 / 陸域水循環・物質循環 / 環境変動 / 湖沼 |
研究成果の概要 |
湖水に存在する水銀は、殆どが大気由来の水銀であることが示唆されており、主要な発生源であるアジア圏の風下に位置している日本では大気由来の水銀沈着量が高い可能性が示唆されてきた。しかしながら、本栖湖と摩周湖の湖水中の平均総水銀濃度は0.06 ± 0.04 ng/Lと0.08 ± 0.04 ng/Lであり、またメチル水銀濃度は概ね5 pg/Lの定量下限値以下と、世界的にも低濃度で、比較可能な過去データと比べて約1/10に減少していた。地球規模の水銀汚染によって日本の陸域環境への水銀沈着量が不明だったために懸念されていたが、本研究の結果によって、沈着量および生態系への影響は小さいことが明らかになった。
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