研究課題
若手研究(B)
試料処理条件の最適化においては,REE分離の際にBaを効率的に除去可能な分離法を確立した.Ce安定同位体比測定においては,AridusII脱溶媒装置を用いて従来の10倍以上の感度向上を達成した.また,様々なpH条件下での固液間でのCe安定同位体分別実験およびモダンアナログのCe安定同位体比測定を行い,Ce安定同位体比が酸化還元状態,特にやや酸化的な環境から強酸化的環境へと遷移する過程を推定する強力な指標であり,古海洋酸化還元状態の復元に有効であることが示された.
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Geochemistry International
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