研究課題
若手研究(B)
化学反応を理解するためには、分子内の電子の動きを明らかにする量子力学的なシミュレーションが欠かせない。本研究の目的は、時間に依存するシュレーディンガー方程式を解くための方法の開発である。本研究では、二つの新しい方法論を提案した。(1)Factorized CI法と(2)時間依存ジェミナル法である。(1)のFactorized CI法は、配置間相互作用係数の行列を行列積で近似する方法で、(2)の時間依存ジェミナル法は、波動関数を反対称化された2電子波動関数の積で表わす方法である。これら二つの方法論をレーザー電場内の多電子系のシミュレーションに応用した。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 2件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 7件、 招待講演 3件) 備考 (2件)
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