研究課題
若手研究(B)
本研究では,最も重いアルカリ金属元素であるフランシウム(Fr)を対象とし,その溶液中における錯形成反応を明らかにすることを最終的な目的としている.そのために,理研AVFサイクロトロンを用い,濃縮鉛同位体(206/207/208Pb)にホウ素(11B)を照射して比較的半減期の長い同位体212Fr(半減期20分)を製造する核反応の励起関数を初めて測定した.さらに,環のサイズや置換其の異なる7種類のクラウンエーテルを用いてFrの溶媒抽出実験を行い,その分配比を同族のアルカリ金属元素のものと比較した.
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RIKEN Accel. Prog. Rep.
巻: 51